MIRAIの車検・点検費用|オイル交換不要?メンテの中身

整備工場で点検を受けるMIRAIと車検の見出し

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MIRAI(ミライ)を持ったら、車検や点検でどんなことをして、いくらかかるのか気になりますよね。

結論から言うと、エンジンが無いのでエンジンオイルの交換は不要で、重量税も初回車検時は免税の対象です。その代わり、高圧の水素タンクの検査という、MIRAIならではの点検があります。

この記事では、車検費用の内訳と、ガソリン車と違うメンテナンスの中身が分かります。

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目次

MIRAIの車検費用はどう決まる?

車検の費用は、国に払う「法定費用」と、整備工場に払う「点検・整備の費用」に分かれます。これはどの車も同じです。

先に結論

MIRAIは重量税が初回車検時も免税の対象なので、法定費用はガソリン車より軽めです。整備の費用は販売店や点検パックで変わります。

費用の種類中身MIRAIの場合
自動車重量税車の重さで決まる税エコカー減税で初回車検時も免税の対象
自賠責保険加入が義務の保険全国一律の金額(24か月分)
印紙代検査の手数料少額
点検・整備の費用24か月点検と交換部品依頼先と交換する部品で変わる
水素タンクまわり容器の検査など周期と費用は販売店で確認

重量税の免税は、現行制度での扱いです。期限や条件は税制改正で変わるので、車検の時期の制度を確かめておきましょう。

『じゃあ車検はかなり安いの?』と思う方もいるはずです。法定費用は軽めですが、整備の費用は依頼先しだいです。見積もりを取って中身を確かめるのが確実です。

MIRAIの車検費用の内訳を示した図解

車検の費用をおさえるには

法定費用は全国でほぼ決まっているので、差が出るのは点検・整備の部分です。ここは見積もりの見方しだいで変わります。

見積もりを見る時のチェック
  • 交換部品ごとに「今すぐ必要か」を聞く
  • タイヤなど大きな出費は、時期を相談する
  • 水素タンクの検査が今回必要かを確かめる
  • 点検パックに含まれる項目と重なっていないかを見る

『全部おまかせでいいか』と思いがちですが、1つずつ聞くだけで納得感がまるで違います。分からない項目は、遠慮せずに説明してもらいましょう。

オイル交換は本当にいらないの?

「トヨタ ミライ オイル交換」と調べる方は多いですよね。

結論から言うと、エンジンオイルの交換はありません。MIRAIは燃料電池車で、水素と酸素から電気をつくってモーターで走るので、そもそもエンジンが無いんです。

ガソリン車より少なくて済む手入れ
  • エンジンオイルの交換
  • オイルフィルターの交換
  • スパークプラグの交換
  • 排気ガスの浄化装置まわりの点検
MIRAIならではの手入れ
  • 高圧水素タンクの容器の検査
  • 燃料電池を冷やす冷却水まわりの点検
  • 水素が漏れていないかの点検
  • 駆動用バッテリーなど電気まわりの点検

ただ、「何もしなくていい」わけではありません。燃料電池やモーターを冷やすための冷却水(クーラント)とラジエーターがあり、こちらは点検の対象です。

交換の時期は、取扱説明書やメンテナンスノートで確かめておきましょう。

走った後に出る水はどうなる?

MIRAIが走ると、発電の時にできた水が車の後ろから出ます。排出されるのは水だけなので、ガソリン車の排気ガスまわりのような手入れはありません。

ウォーターリリーススイッチ(H2Oスイッチ)を押すと、好きなタイミングで水を出すこともできます(トヨタ公式)。例えば、車庫に入れる前に外で水を出しておけば、車庫の床がぬれるのを防げます。

冬の水たまりに気をつける

寒い日は、出した水が地面で凍ることがあります。自宅の駐車場や車庫の出入り口では、水を出す場所を少し意識しておくと安心です。

水素タンクの点検は何をするの?

ここがMIRAIで一番大事なところです。MIRAIには、70MPaという高い圧力で水素をためるタンクが3本あります(トヨタ公式・計141L)。

高圧の容器なので、定期的な容器の検査が必要です。さらに、容器には製造から15年の使用期限があります。

タンクには15年の期限がある

15年の使用期限が来ると、そのタンクは使えなくなります。長く乗る場合はタンクの交換が必要になり、費用は高額になると報じられています。交換費用は公式に発表されていません。

項目内容
水素タンク3本(前方64L+中52L+後方25L)
公称使用圧力70MPa
容器の検査定期的に必要(周期・費用は販売店で確認)
使用期限製造から15年

容器の検査の時期と車検の時期の関係は、販売店で先に聞いておくと安心です。中古で買った車なら、前のオーナーの時の検査記録が残っているかも確かめておきましょう。

例えば、こんな会話を販売店でしておくといいですよ。

「次の車検の時、水素タンクの検査も必要ですか?」
「時期と費用を確認しますね。点検の記録はメンテナンスノートに残しておきます」

タンクの寿命と交換については、MIRAIの水素タンクの寿命と容器検査で詳しくまとめています。

バッテリーは上がる?交換はいる?

「トヨタ ミライ バッテリー上がり」も気になりますよね。MIRAIには、走るためのモーターに電気を送る駆動用バッテリーとは別に、システムを起動するための補機バッテリーがあります。

長く乗らない時期が続くと、この補機バッテリーが弱ることがあるんです。

バッテリー役割メモ
駆動用バッテリー発電した電気をためてモーターを助けるリチウムイオン電池(4.0Ah×84セル直列・トヨタ公式)
補機バッテリーシステムの起動や電装品に使う弱ったら交換。対応品は販売店で確認
バッテリーで気をつけること
  • しばらく乗らない時は、取扱説明書の保管の注意を読んでおく
  • 起動しにくい、警告が出たなど、いつもと違う時は早めに販売店へ相談する
  • 補機バッテリーの交換時期を点検の時に聞いておく
  • 駆動用バッテリーの保証内容を保証書で確かめておく

保証は、一般保証が3年6万km、特別保証が5年10万kmです(トヨタの新車保証)。駆動用バッテリーや燃料電池まわりがどちらに入るかは、保証書で確かめておきましょう。

タイヤ・ワイパーなど消耗品の交換

消耗品は、ガソリン車とほぼ同じ感覚で考えて大丈夫です。ただ、タイヤはグレードでサイズが違うので、交換費用に差が出ます。

消耗品GZ
タイヤサイズ(トヨタ公式)235/55R19245/45ZR20
ホイール19×8J20×8½J
スペアタイヤなし(パンク応急修理キット)なし(パンク応急修理キット)

スペアタイヤが無いので、パンクした時は応急修理キットで対応します。キットの使い方は、一度取扱説明書で目を通しておくといざという時に慌てません。

ブラックパッケージを選んだ車は、Gでも20インチになります。20インチは選べる銘柄が少なめで、19インチより費用が高くなりやすいと考えておきましょう。

ワイパーのゴムやブレードは、サイズを取扱説明書か販売店で確かめてから買うと失敗しません。

ふき取りにスジが残る、動かすとビビり音がする。こんな症状が出てきたら、ゴムの替えどきのサインです。雨の多い季節の前に一度見ておくと、視界の悪さで困ることが減ります。

『自分で替えても大丈夫?』と思う方もいるはずです。ワイパーゴムくらいなら自分で替える方もいますが、合うサイズを確かめてからにしてみてください。

MIRAIでガソリン車と違うメンテナンスをまとめた図解

ユーザー車検はできる?取扱説明書はどこ?

「トヨタ ミライ ユーザー車検」と調べる方もいますよね。ユーザー車検は、自分で運輸支局へ車を持ち込んで検査を受ける方法です。

実は、MIRAIは高圧の水素タンクや高電圧の電気まわりがあるので、普通の車より専門的な点検が絡みます。点検の記録や容器の検査の時期も関係するため、販売店に相談してから決めるのが安心です。

車検前にやっておくこと
  1. メンテナンスノートで、前回の点検と容器の検査の記録を確かめる
  2. 販売店に車検の見積もりと、水素タンクの検査が必要かを聞く
  3. タイヤや補機バッテリーなど、交換が近い部品を確かめる
  4. 見積もりの中身を見て、必要な整備と後回しでいい整備を相談する

点検はどれくらいの間隔で受ける?

新車は初めての車検が登録から3年後、その後は2年ごとです。これはMIRAIもほかの乗用車と同じです。

車検の間には、法律で決められた12か月点検もあります。MIRAIは水素タンクや電気まわりなど、ふだん目で見られない部分が多いので、点検は販売店で受けておくのが安心です。

時期内容
登録から1年・2年12か月点検
登録から3年初めての車検(24か月点検)
その後2年ごと車検
水素タンク容器の検査(周期は販売店で確認)

『点検パックって入ったほうがいいの?』と迷う方もいるはずです。販売店の点検パックは、決まった時期の点検をまとめて先払いする仕組みです。中身と金額は販売店ごとに違うので、何が含まれるかを見てから決めてみてください。

取扱説明書は、車に付いている冊子のほか、トヨタ公式サイトでも見られます。トヨタ MIRAI 公式サイトから車種の情報をたどれます。

車検・点検費用を含めて維持費を考える

車検や点検の費用は、年あたりに直すと維持費全体の計算に入れやすくなります。2年ごとの車検なら、費用を2で割って1年分として考えてみてください。

MIRAIの維持費は、税金が軽いぶん、水素代と保険料が大きな部分を占めます。燃料代はMIRAIの水素の値段と満タン価格、走れる距離はMIRAIの航続距離と燃費で計算の例を出しています。

税金・保険・水素代を全部まとめた金額は、MIRAIの維持費は年間いくら?で確かめられます。

買う前の総額を抑えたい方は、MIRAIの値引き相場と限界額も読んでおくと、点検パックの付け方なども含めて交渉の材料になります。

MIRAIに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

MIRAIへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

MIRAIはオイル交換が必要ですか?

エンジンが無いので、エンジンオイルの交換はありません。燃料電池を冷やす冷却水などの点検はあるので、時期は取扱説明書やメンテナンスノートで確かめてください。

MIRAIの車検費用は高いですか?

重量税が初回車検時も免税の対象なので、法定費用は軽めです。整備の費用は依頼先と交換する部品で変わるので、見積もりで確かめるのが確実です。

水素タンクの点検は必要ですか?

高圧の容器なので、定期的な容器の検査が必要です。容器には製造から15年の使用期限もあります。周期と費用は販売店で確かめておきましょう。

バッテリー上がりは起こりますか?

駆動用とは別に補機バッテリーがあり、長く乗らないと弱ることがあります。起動しにくい時や警告が出た時は、早めに販売店へ相談してください。

ユーザー車検はできますか?

制度としては利用できますが、MIRAIは高圧水素タンクや高電圧の電気まわりの点検が関係します。容器の検査の時期も含めて、販売店に相談してから決めるのが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • エンジンが無いので、エンジンオイルの交換は不要
  • 重量税は初回車検時も免税の対象で、法定費用は軽め
  • 水素タンクは定期的な容器の検査が必要で、製造から15年の使用期限がある
  • 補機バッテリーは長く乗らないと弱ることがある
  • タイヤはG 235/55R19、Z 245/45ZR20で、20インチは費用が高くなりやすい
MIRAI買いたいドットコム

MIRAI買いたいドットコム 編集部

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